さんま命。
どうしようもないぐらい秋刀魚が旨い。
どちらかと言えば肉派の私だが、秋は牛肉より絶対さんまだ。
さんま最強である。
脇をかためる「大根おろし」は、さんまの味を引き立てるだけでなく、
”焦げ”にある発ガン性物質を抑えるひとり二役の大活躍。
お造りに関しては、北海道で地元の人に教えてもらった
「一味とうがらしと醤油」でいただくと、ピリッと旨い。
夕食が、お造り、塩焼き、お造り、塩焼きと交互に毎日でも
飯3杯は軽くいける。
こんなに訴えかけたところで
「バランスが悪い。猫やあるまいし・・・」
と却下されるであろうが、実際にされても困る。
比喩である。比喩。
それだけ旨い!ということだ。
しかし、息子にはまだその「秋刀魚の良さ」が全然伝わっていない。
日本の四季というものを学ぶ際、秋=「秋刀魚」なしでは学べない。
数字の覚え方にしてもしかりだ。
「いち、に?、さんまのしっぽ、ごりらの…」などなど。
人生において秋刀魚がどれだけ大切なものか…。
あ?、秋刀魚のおいしいシーズンが終わってしまう。
「今が旬」は知らない間に行ってしまう。
思う存分食べておかないと、おいしい秋刀魚は来年までおあずけになってしまう。
お母さん、息子のためにも秋刀魚を焼いてください。
お願いします。
2006-09-10