さんづけ。
「お鯛さんって焼いてくれんの?」と愛すべきおかあさん。
どうもお孫さんが誕生されたそうだ。
お惣菜”武士天”にて気持ちを込めて焼かせていただくが、
関西の方は鯛をえらい目上の方のように言う。
鯛も「そこまで言っていただけて…」と気分がいいはず。
他には、お粥を「おかいさん」。
いなり寿司も「おいなりさん」。
どういう基準で誰が選んだのか不思議でしょうがない。
そして、関西人は「えらい丁寧やな?」の反面、
「ええかげんやな?。ごちゃまぜにしたらあかんで!」だ。
「神さん」や「仏さん」など、ちょっとなれなれしいところもある。
「様」って言わんかい!と怒られそうだ。
さんづけ好きは、人情味あふれる所以であるからして
どうか目をつむっていただきたい。
しかし、かわいそうなのは、飴である。
唯一「ちゃん」づけだ。
「なんや?子供が食べるお菓子やからか!」
と腹を立ててるのでは…。
飴ちゃんよ、別になめてるわけやないからな。
僕は、口に放り込んだらすぐ噛む派やし。
2007-07-17