お泊り。
10月7日大安に妻の弟が結婚式を挙げた。
妹がまたひとり増え、兄弟のトップに君臨する私としては
これからも兄弟仲良くと、目を光らせていく次第である。
息子にいたっても地獄の特訓の成果を十二分に発揮し、無事花束贈呈の大役を果たした。
「おめでとう」のたった一言のコメントだったが、タイミングといい、リズムといい、
どれをとっても申し分のない「おめでとう」である。
そして、滋賀県での挙式ということもあり、息子が誕生してから初めてのお泊りとなった。
何ヶ月も前から楽しみにしていたお泊りである。
義弟持ちのおいしいお酒を時間を気にせずに飲み、
朝は琵琶湖へ息子と一緒に散歩にでかけ、待ちに待った朝食である。
旅館やホテルの朝食は、どういうわけかむちゃくちゃ旨い。
なんや?あの旨さは?
予想通りのバイキング形式で、和と洋をおりまぜながら端っこから総なめさせていただいた。
ただ、あのバイキング形式は
我々としてはいろいろ選べてうれしいのだが、廃棄がすごいのでは?と思ってしまう。
余ったものは従業員のお昼ご飯などでどうにか処理できるかもしれないが、
個人の残したものは、どうしようもない。
そこで、気をつけなければいけないのが「バイキングの魔物」である。
あれもこれもと過剰な欲望や「支払った金額以上に」的な損得勘定により、
気が大きくなって自分の食べられる範囲では考えられない盛り付けへと誘惑する。
自分に似て息子が大きくなってしそうである。
「いっぱい食べな損やろ?」と。
息子よ、いちびったらアカンぞ。
自分が食べられるだけやぞ。
2006-10-08