お待たせしました!
美味しさを伝えるっちゅうのは、難しいものだ。
私がお客様に伝える場合、いくら伝えようとしたところで
「そりゃあ、あんたはそない言うわな…」なんて返答がよくある。
いやね、まさかですよ…
「買うたらあきまへん!これは、どっちかいうたら、マズイですわ!」
なんてことは、口が裂けても言えない…、っていうか、品揃えしないって話だ。
そう、「みんな美味しい!」が大前提なので、難しいのだ。
料理番組のリポーターさんみたく言うのも、どこかわざとらしいし…。
あ~、私が”世界トマト評議会(WTH)”の会長やったら
お客様に何の抵抗もなくスッと伝わるのにな~、スッと…
なんて、しょうもないことを考えてまうほど美味しいトマトが入荷した。
畑からなにからこだわるので、販売期間が3ヶ月間ほどと超短いのだが、
まあ、こいつはヤバイっす、めちゃくちゃ旨いっす!である。
「そりゃあ、あんたはそない言うわな…」って”ふりだし”へ戻りかねないので
旨エピソードを綴っておきたい。
まずは、農家さんからの名ゼリフ。
「あのね、このトマトはね、美味しすぎて近所の野良犬が食べまんねん!」
「えっ…、犬?あの…、人間じゃなくて、犬?」である。
「そう、犬でっせ!犬がトマト食べるって話、聞いたことおまっか!」のどや顔。
それぐらい美味しいってエピソードなのだが、
う~ん、まあ、切り口が斬新すぎて伝わりにくいので別の旨エピソードを。
このトマトは「バクタモン栽培」という栽培方法で作られるわけだが、
その勉強かなんかで外国の方もちょくちょく来日されるらしい。
で、今回はスイスで一番の高級百貨店の野菜バイヤーが来られていて
このトマトを食べたらしいのだが、度肝を抜かれたそうだ。
「うめえ!これはほんとにトメイトか?」
「はあ?トメイト?ちゃう!ちゃう!トマトや!」
って、農家さんが言ったの言ってないのの騒ぎだったらしい。
まあ、私がいくら綴ろうが、「そりゃあ、あんたは…」ってなるので
とにかく、一度お試しいただきたい。
販売期間が短いので、どうかお見逃しなく!
2011/06/07
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