お好み焼き。
久しぶりに外食をすることに。
「何がええ?」の問いに「お好み焼きが食べたい」と関西人の妻。
私もそうだが、粉もん命である。
堺だけでも山ほどあるお好み屋さんの中から
「なんやかんやいうても結局ここやな?」の中百舌鳥にあるお店へ。
特別にむちゃくちゃうまい!というわけではないが、
なんか食べたくなるのは、やっぱりうまい!のであろう。
「いらっしゃい」と言いながら、阪神VS巨人のテレビ中継に釘付けの大将。
そんな大将のフォローにひとり忙しいおかあさん。
「僕、いくつ?」など息子に質問攻めのお客さんであろう大阪のおばちゃん。
いつのかわからないビールのポスターに、昔ながらのメニュー。
全部ひっくるめて、落ち着く。
あと椅子に猫でも座ってたもんなら、100点満点の店だ。
そんな大阪の雰囲気を感じ取ったのか、店を出るその時。
「おいしかった!おばちゃん、ごちそうさま!」と息子。
「おばちゃん」って…、そやけども…。
行きつけの味っちゅうもんは、
おふくろの味みたいなもんで「世界一」になる。
おかあさん、その味守ったってください。
たぶん息子には今現在「世界一うまいお好み屋さん」なんで。
息子よ、あっこのおかあさんはな?、
日之出屋の愛すべきおかあさんのお姉さんやぞ。
「おばちゃん、ごちそうさま」もええけど、
「おかあちゃん、いつもお世話になってます」ぐらい言えよ。
2007-04-09