おっちゃん。
ジメジメと暑さのコラボレーションでうっとおしい日々。
そんな中、日之出屋にて気合の入る販売員さん。
店頭にて練り天ぷらを揚げまくるおっちゃんである。
毎週月曜日に揚げ続けて20数年になるとおっしゃられる。
お歳も70歳を越えるが、なんとも元気だ。
お客様からも「おっちゃん!」「元気にしてるか?」
などと声をかけられ、ちょっとした名物になりつつある。
「おっちゃん」以外の呼び名が浮かばないほどの
正真正銘の「おっちゃん」である。
閉店後、天ぷらを揚げる備品をひとりで車へ片付けている。
「おっちゃん、手首大丈夫なん?手伝おか?」
腱鞘炎の疑いがあると聞いてたので、心配して声をかけるが、
「通風でしてん。薬飲んだら一発で直りましたわ」と。
「わはは…。無理したらガタきまっせ。気つけてくださいよ」である。
「へぇ、おおきに!」と、まだまだやる気満々だ。
”継続は力なり”を実践されている。
何事も続けるというのは、非常に難しい。
日之出屋も地域のお客様に愛されながら、
続けていけるよう…おっちゃんに負けないよう…
頑張らなければならない。
「おっちゃん、ほな、あと20年ほど頼んまっさ!」
「へぇ、おおきに!」と。
おっちゃん、冗談でっせ。
いや、続けんちゃうか?
2007-07-02