えほん。
たまにではあるが、むすこがよるおそくまでおきていることがある。
「えほんよんだるから、すきなんもってこい!」
と、えほんをよめるのは、なにもははおやだけではないことをおしえなければならない。
そして、かれがえがおでもってきたのは
あんのじょう「トーマス」である。
どんだけすきやねん、である。
いまげんざいのかれのゆめは、なんぼくをはしるチンチンでんしゃを
すべてトーマスとなかまたちにかえることにちがいない。
「おかあさんよりじょうずやぞ」と、ほんをひらく。
「え?、トーマスははしる・・・、え?・・・」
よみにくい。
ひらがなだらけですらすらとよめない。
むすこも「なにいってるか、さっぱりわからへん」のかおをしている。
こどもだからといって、はたしてひらがなだけにするひつようがあるのか、ぎもんである。
むげんのかのうせいをもっているこどもに
「かんじはまだはやい。まずはひらがなからや」は、どうかとおもう。
げんによみにくい。
ひとつのえいぞうとしてどんどんかんじをつかうべきだ!
すらすらとよめないいいわけにしているみたいだが…。
むすこよ、ちがうねん。
ほんまによみにくいねん。
いずれ、おまえもわかるとおもう。
2006-11-29