うしの舌。
魚のコーナーでパートさんが首をかしげて悩んでいる。
「お客様が”うしの舌”ないか?言うてはるんですけど…。
お肉屋さんですよね?魚で”うしの舌”ってあります?」と。
まさか”タン”のことを”牛の舌”とそのまんまおっしゃられることは…。
知らない方もいらっしゃるかと思うが、
ごく一部の愛すべきおかあさんは、
舌平目のことを”うしの舌”と愛称で呼ぶ。
そういわれれば、そんな形やけども…。
舌平目が大好きな方だけに許される関西特有の呼び名だ。
その呼び名だが、それだけではない。
”化け舌”と呼ばれる偽者みたいなヤツまでいる。
白っぽいヤツでなんとフランス料理などによく使われるらしい。
フランスの方はそうかもしれないが、我々はなんといっても”赤舌”。
ムニエルもええけど、我々はなんといっても”炊いたん”が旨い!
”ジャパニーズ タンシチュー”である。
冷凍食品でえらい騒ぎになっている今こそ”地産地消”。
”ジャパニーズ タンシチュー メイドイン オオサカ”である。
それを残さず食べる!
“ジャパニーズ タンシチュー メイドイン オオサカ ペロリ”である。
息子よ、いま「食の問題」がハンパやないねん!
輸入に頼らなあかんねんけど、農薬が…や。
餓死する人もいれば、かたや、大食いの番組がある。
そない無理して食べんでも…や。
恵まれすぎの環境やから、大変やと思うけど、
キチッと一緒に考えていこな!
2007-02-26