「個」。

まあ、以前からそうなのだが、最近、ある本を読んだことも手伝って

堺駅南口店においても、本店と同様、お客様と愛すべき関係が築けるよう

お客様の中にぐ~っと入り込み、あれっ、お客さまって肉より魚派でした?

えっ、うどんよりそば派?猫より犬派?馬場より猪木?キャリーパミュパミュ?…

などなど、いろんな情報を収集し、「個」を尊重するような接客に力が入る。

じゃないと、愛すべき関係なんて築けるわけがない…。

それは、うちのスタッフにもいえることで、どこまで容認するかなど

問題はあるだろうが、できるだけ「個」を尊重するような経営をしていきたい。

で、そんなことを考えていることなんてつゆ知らず、うちのスタッフといったら…。

いやね、私が音痴のくせに歌がやけに好き!ってのは社内でも有名なんだけど

先日、車で南口店まで向かっている最中、

その前日にうちのスタッフと話し込んだこともあってめっちゃ気分が良く、

エンジン音でかき消されてるテイのシャウトをキメていたんだけど、

やけに人の視線を感じるな…と思ったら、窓がちょっと開いていた事件があって、

その話をスタッフにすると、「わはは…。で、何の曲でしたん?」って話に変わり、

「いや…、曲名とか知らんけど、ほら、よう流れてたやろ?」って軽くさわりを歌うも

「えっ?なんて?もう一回」と聞き返すもんだから、「オホンッ…、僭越ながら…」

つって、本格的に、そして、結構長めに歌ったんだけど、「えっ?童謡…っすか?」なんて

とぼけるにも程があることぬかしよるから、「童謡って…。ウソつけ!聴いたことあるやろ!」

つって、声を荒げて迫るも「いや…、聴いたことあるかな…」の一点張りに腹が立ってきて

わざわざスマホを持ってきて、ユーチューブをひっぱり出したら

「あ~!!はい、はい。あのCMかなんかでね…」と。

ほらっ!!っちゅうか…、ついさっき、まったく同じやつを歌ったんやけど…である。

「いや…、もうね、違いすぎて…、すんません…」

「あのな、俺を敬ってやな、音痴とかやなしにオリジナルっすね!ぐらい言えんか?」

「それは無いっす。すんません…、音痴っす」と。

俺はええけど、お客様にはそんな”そやけども…”って正解はいらんぞ。

コミュニケーションの中でいろんな情報を収集してやな、

気分良くお買物していただけるように…。

目の前のたったひとりのお客様へ…。

2012/01/19

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