名前。
知り合いに赤ちゃんが生まれ、名前を何にしようか悩むという。
確かにめっちゃムズいわな…なんて、昔を懐かしむ。
そう、こんな私でも過去に3回も経験した。
何が難しいって、縛りとかないから自由過ぎて逆に…ってのと
「良い名前」なんていう正解みたいなのがないこと。
でもって、私があーだこーだ考え抜いて出した名前も
妻が気に入らなかったら、簡単にふりだしへ戻る…だ。
間違いないのは、どれだけ考えたかという時間であったり、
その名前に行き着くプロセスとかは、めちゃくちゃ大事…たぶん。
まあ、精一杯、悩んで悩んで悩み抜いていただきたい。
名前と言えば、あのですね、ま、自分で言うのもアレなんだけど、
私の引きの強さは、はっきり言ってえげつない。
いやね、三男坊の名前が凄まじい…いや、凄まじいものに変化したのだ。
振り返れば、3回目の名前会議は、荒れに荒れて混乱の極みだった。
3回目だからって、「これでええやん…」的な惰性の流れだけにはしたくない!
何なら兄貴たち以上の名前を用意してあげたい!そんな義務感に駆られ、
長男や次男の名前会議よりも高いレベルでディスカッションを…と意気込んだ。
しかし、状況といえば、堺駅南口店を出店したドンピシャのタイミングで
会社の運営に脳みそが持っていかれて、子の名前どころではない。
資金繰りをどないしよか…名前をどないしよか…
もうね、ごちゃ混ぜになって「金満はどう?」と妻に相談したぐらい。
で、妻の「ラ行がええかなぁ」っつう“なんやそれ案”を考慮し、
なんとか考え抜いて命名されたのが…「れいわ」である。
当初、私の親父は「けったいな名前やなぁ」と感じてたという。
そんな何でもない名前が4年前のある出来事で一変する。
そう、菅さんのこれ。
![](https://e-hinodeya.com/shachoBLOG/wp-content/uploads/2022/10/れいわ.jpg)
テレビの前で家族全員が、もれなくひっくり返った。
「えらいこっちゃ!」である。
当の本人は、事の重大さをまったく理解していない。
近所の方々から「おっ、れいわ元年やな!」などの祝福の声に対しても、
「元年とちゃうわ!俺、2年や!」なんて、小学校の学年と勘違いしたり、
あまりにイジられるもんだから、逆にうんざりしていたほど…。
そんな彼も、先日、堺駅南口店と同じ12歳になった。
来年、中学生になるにあたり、「友達できるかなぁ…」と。
いやいやいや…自己紹介で「平成生まれのれいわです」って言える
鬼のアドバンテージをどない思てんねん!である。
私も地方でプレゼンする時があれば、三男坊の写真を掲載し、
「れいわ生誕の地・堺からやってまいりました」という掴みに
君を存分に利用させていただいている。
ま、とにかく、これからの人生で損はないわ。
お誕生日おめでとう!
2022/10/19
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