なにしてんや?

本日は、月に一度の”お米の日”と題して

店頭にて新米各種を大奉仕させていただいていた。

お米を愛してやまない河南食糧さんが表に立って販売される。

お昼休憩にと私が代わりに店番をさせていただいたのだが…、

愛すべき乱れ撃ちに「やっぱり、ええ町やな?」と笑顔がこぼれる。

まずは一発目、「若ぼん!なにしてんや??」とおかあさん。

なにしてんや??って…、ご覧のとおり店番である。

「えらいさんから買った米食べたら、口腫れてまうわ?、わはは…」

自転車に乗ったまま、わざわざそれだけをおっしゃられてどこかへ。

どないやねん!である。

2発目も自転車に乗ったまま、わざわざ「にいちゃん、ごめんやで?」と。

「どないしましたん?」

「いやな、あんたから米を買いたいねんけど、近所の才料さんとこで

いっつもようしてもらってるからな?。義理っちゅうもんがあるやろ?…」

「そら、そうです!才料さんとこで買わなあきまへん!」

「かんにんやで?」と、手を振りながら去っていかれる。

この世知辛い世の中、義理人情は大事にしていただきたい。

3発目は、愛すべきおとうさん。

ちょっと離れたところから車に罵声を浴びせながらやってくる。

「どないしましたん?」

よく見ると、見た目「単車」の電気で動く自転車に乗っておられる。

「今のやつな、”一方通行ですよ”って言いよんねん!

”単車とちゃうわい!よう見てからぬかせ!”って怒ったってん!」と。

そない怒らんでも…である。

「そらそうと、おまえ、なにしてんねん?」

でた!本日2回目の”なにしてんねん?”。

「なにしてんねんって、店番してますねん!どないです?お米?」

「いらん!」

ここまでキッパリ断られると気持ちがいい。

また、ここまでひとつも売れていないのがいい。

その後、4・5発「なにしてんや?」攻撃を受けつつ、

「嫁さん大事にしいや!」「はよ帰って寝えや!」など、関係ない話ばかり。

今現在、昭和なのか平成なのか、わからなくなるほどの下町っぷりだ。

しかし、その地域の愛すべきおかあさん方に支えられていると

心からそう感じれる素晴らしい1時間を過ごすことができた。

もっともっと地域の方々に貢献できるよう、

来月もしっかり店番させていただきます。

知ってて「なにしてんや?」と何度言われようとも…。

2008-09-25

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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